SPECIAL

INTERVIEW02

早見沙織(アゲマキ・ワコ役)スペシャルインタビュー

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――早見さんはすでに試写をご覧になっているということですが、いかがでしたか?
早見 初めから終わりまで、とにかく大迫力でした。まず第一に、動きが速い!(笑)。テレビシリーズも、とにかくアクションシーンの動きが速かったんですけど、さらに速くなってます。実は、朝一番の回で拝見したんですけども、一気に眠気が吹っ飛びました(笑)。
――しかも、ワコが銀河美少年のコスチュームを披露するという。
早見 そうなんですよね。じつは、ラジオの収録現場で初めて、このデザインを拝見したんですけど、一緒に出演している宮野(真守)さんと2人で「ワ、ワコ!ー」って叫んじゃいました(笑)。テレビシリーズのときは、セクシー要素を担当されている方がまわりにたくさんいたので(笑)、逆にワコはさっぱりしたというか、わりと男の子っぽい印象だったのかなと思うんですけど……。銀河美少年のワコを見て「女の子らしさがぐっと出てきたなあ」と思いました。
――改めて今回の劇場版でワコを演じてみて、彼女にどんな印象を抱かれましたか?
早見 これまでのお話を踏まえたワコにはなってしまうので、やっぱりテレビシリーズとはちょっと違うのかな、と思いましたね。ワコって、溌剌とした元気な女の子ってイメージだと思うんですよ。特に序盤はそうなんですけど、話が進むにつれて、彼女を取り巻く環境だったり、スガタくんがワコに対して抱いている想いを知って、どんどん成長していく。こう、芯がグッと太くなっていったのかなあ、って。特に今回の劇場版では、ワコが悩んだり、泣いたり苦しんでいるシーンがたっぷり入っていて、そこが彼女の要だったんだな、と思いましたね。
――早見さん自身、今回の劇場版で印象的だったシーンは、どこでしょうか?
早見 まずはやっぱり新作パートですね。あと中盤、ワコの新曲がかかるんです。
――素敵な曲に仕上がってますよね。
早見 爽やかでしたねー!(笑) ハワイとかバリとか、そういうところに行きたくなる曲で。朝方、そよ風でレースのカーテンが、こう、ふわっとなっている窓辺で聞きたくなるような(笑)。ワコのキラキラした部分とか、素直で真っ直ぐな部分が、メロディにも歌詞にも反映されている曲だと思います。全編、鳥肌が立ちっぱなしの劇場版ですけど、彼女の歌にも注目してもらえるといいですね。